【解決事例】兄弟で円満に遺産分割。相続人の調査から協議書の作成まで司法書士がサポート
「兄弟が亡くなったが、誰が相続人になるのか分からない…」 「相続人同士で揉めることなく、スムーズに遺産を分けたい」
ご兄弟が亡くなられた際の相続手続きは、ご両親が亡くなられたケースとは異なる点もあり、戸惑われる方が少なくありません。
今回は、ご兄弟間の相続手続きを当事務所がサポートし、円満な遺産分割を実現した事例をご紹介します。
ご相談内容:亡くなった兄弟の遺産を、他の兄弟で分けたい
ご相談者様は、亡くなられたご兄弟の相続手続きを進めるにあたり、ご自身でどう進めればよいか分からず、当事務所にご相談に来られました。
主なご希望は、「相続人となる兄弟の間で、遺産を円満に分割したい」というものでした。
司法書士による対応:相続人の確定と円満な合意形成をサポート
相続手続きを円滑に進めるためには、まず法的に誰が相続人となるのかを正確に確定させる必要があります。
当事務所の司法書士は、以下の対応を迅速に行いました。
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相続人調査の実施 戸籍謄本などを収集し、亡くなられた方の出生から死亡までの身分関係を調査。法的な相続人が誰になるのかを確定させました。ご兄弟が相続人となるケースでは、代襲相続なども発生し関係が複雑になることがあるため、専門家による正確な調査が不可欠です。
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相続人全員の意思確認 確定した相続人全員に連絡を取り、それぞれが遺産を相続する意思があるか、または相続放棄を希望するかを確認しました。
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遺産分割協議書の作成 幸い、相続人の皆様の間で大きな対立や意見の相違はありませんでした。そこで、全員がご納得いただける内容の「遺産分割協議書」の原案を作成し、内容を丁寧にご説明しました。
解決結果:全員が納得の上で署名。円満に遺産分割が完了
当事務所が仲介役となり、法的に正確な手続きを進めたことで、相続人の皆様は安心して協議を進めることができました。
最終的に、全員が内容に納得した上で遺産分割協議書に署名・捺印し、その後の預貯金の解約や不動産の名義変更なども含め、すべての相続手続きが滞りなく完了しました。
ご相談者様からは、「自分たちだけではどう進めて良いか分からなかったので、専門家に任せて本当に良かった」と安堵の言葉をいただきました。
まとめ:兄弟間の相続こそ、司法書士への相談が円満解決の鍵
兄弟間の相続は、配偶者やお子さんがいないケースなど、手続きが複雑化しがちです。また、これまで仲が良かったご兄弟でも、遺産分割をきっかけに関係が悪化してしまうことも少なくありません。
相続手続きに少しでも不安を感じたら、まずは司法書士にご相談ください。法律の専門家が第三者として間に入ることで、感情的な対立を避け、法的に正しく円満な解決へと導きます。
